全身麻酔を発明したのはなんと日本人だった!

2017年10月27日 23:20
余り知られていませんが、手術で使われる全身麻酔はその仕組みを発明し
実際の手術で取り入れたのは日本人です。
今から300年以上も前の医者である「華岡青洲」という人が全身麻酔を発明しました。

江戸時代である1785年当時、乳がんのような大がかりな外科的手術は
行うだけで死に至らしめるとして治療の対象となっていませんでした。
何故ならば、全身麻酔をしなければ乳がんなどの切除手術には患者が耐えられないからです。
そこで青洲は麻酔の重要性を訴え、研究を進めました。

江戸時代以前からあった麻酔薬を改良しつつ、ボランティアの協力を得て
安全性や有効性を確かめて行ったのです。
今でいう治験に当たる部分についても、母親や妻が参加したとも言われているほどです。

最終的に世界初の全身麻酔を使っての乳がん手術に挑んだのは、研究を始めてから
20年近くたった1804年のことでした。
当時の麻酔薬は麻沸散と言われるチョウセンアサガオを主成分としたもので、
非常に効果的に作用したとされています。

ちなみに、欧米で初めての全身麻酔は、青洲による手術かた40年後のことで
以下に青洲が麻酔におけるスペシャリストとして先進的であったかがわかります。
麻酔は一歩間違えば命の危険がありますので、被験者として参加したボランティアの
存在は必要不可欠であったと言えるでしょう。
現在でも新薬開発に治験は欠かせませんから、当時と何ら変わっていないのです。
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